【映画感想】カンナさん大成功です!
あらすじ📗
身長169センチ、体重95キロのカンナ(キム・アジュン)は、美声を生かして音楽業界に入ったものの、舞台裏でスター歌手の声を当てる日々。ある日、思いを寄せるプロデューサー、サンジュン(チュ・ジンモ)が「カンナには才能はあっても美ぼうがない」と言っているのを耳にしたカンナは、美ぼうを手に入れるために大手術を決意する。
(Yahoo!映画)
この映画は、私が高校生の時からずっと変わらず好きな映画です。
主役のキム・アジュンにファンレターも書いたし、
韓国人のペンパルから、韓国版のサントラCDを送ってもらうくらい、
本当に思い入れがある映画。
どうしてそんなに思い入れが強いのかというと…
カンナにものすごく共感できるから。
イケメンに優しくされると勘違いして好きになっちゃって、ピュアに想い続けて、結果傷つく。
デブスなりに人生を楽しみたいけど、空回りばかり。
整形して綺麗になったら調子に乗って、
周りに当たりきつくなる。
ちょいちょいデブスだった
ころの感情が戻ってくる。
共感の嵐ですね。
だって、自分が主役の人生のはずが、見た目でいろいろ言われて脇役や邪魔者にされて…
そんな世界が整形1つでかわったら、誰だって嬉しいし調子に乗って当たり前だと思う。
でも、カンナのすごいところは、人から見た目だけで軽蔑される人たちの気持ちを、
自分が綺麗になっても共感して分かってあげられること。
「見つめられるのが不愉快?
見つめることしかできない人はどうしたらいいの?
足跡だけでも踏みたい気持ち、
"好きだ"と言えない気持ちがあなたに分かるの?」
毎回このセリフで涙腺崩壊。
私は、中学高校のとき、好きな人をつい見 てしまって、「気持ち悪い」と言われたのを今でも引きずっています。
好きな人の迷惑になることを自分はしてしまっている。
そんな気持ちが今も離れないので、恋愛はできないままです。
でも、この映画を見る度に、
どんなに自分の運気がよくて、少し自信過剰になっても、
傍らで自分と同じような気持ちの人の人がいることは忘れずにいよう。
そう思えます。
カンナも、絶世の美女になっても、そういう心を忘れなかったから成功したんだと感じます。
「整形」という、1つのツールは使ったけど、
それでも周りに感謝を忘れず、自分の家族を大切にしている姿が
ファンにも届いたし、この映画を見ている女性たちの心にも届くから、
この映画は色褪せないのかなと、勝手に思ってます。
いつまでも韓国映画の中でNO.1であって欲しいです。
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